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阪急交通社グ、8月の海外は15.5%減、阪急阪神ビジネスは4.2%増

  • 2016年10月11日

 阪急交通社グループ3社(※)の2016年8月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比15.5%減の159億2166万円となった。主力の阪急交通社は19.1%減の129億2029万円。7月に続きオセアニアとアジア方面が好調で、同社広報部によれば取扱人数はオーストラリアが約2.5倍、韓国は約4倍に増加したという。このほか、ロシアや南アフリカ、北米も堅調に推移した。

 業務渡航系の2社については、阪急阪神ビジネストラベルは4.2%増の31億4635万円。方面別ではアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどが好調に推移した。阪神トラベル・インターナショナルは招聘旅行やホテルの手配などの取り扱いが好調だったが、一部の得意先を阪急阪神ビジネストラベルに移管したため、13.1%減の2億8509万円となった。

 なお、3社の国内旅行の取扱額の合計は4.0%増の100億6602万円、外国人旅行は24.3%増の1億6317万円となり、総計は8.8%減の261億5085万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社グループ3社:阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル