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長崎DCがスタート 新大阪からオープニング記念列車出発

 JRグループが地元自治体などと協力して展開する大型観光キャンペーン「長崎デスティネーションキャンペーン(DC)」が10月1日からはじまり、山陽新幹線・新大阪駅から団体臨時列車「長崎デスティネーションキャンペーン『オープニング記念号』」が出発した。

 列車は、日本旅行が募集したツアーや個人客約450人が乗車。新大阪駅で行われた出発式では、長崎県大阪事務所の金子昌彦所長が「DCのキャッチフレーズ『旅さきは、ながさき。』です。期間中に長崎にお越しになられた方々から『長崎は良かった』『また長崎に行きたい』と思っていただけるようおもてなしの向上やDCの特別企画、特典などを用意しています」。

 JR九州の森亨弘営業部長は「長崎には数多くの観光資源があります。JRでは長崎県内を走る大村線でのスイーツトレインの運行にはじまり、いろんな仕掛けを考えて実行していきたいと考えています。そして震災から半年、まだまだ九州の観光の足は例年通りとは程遠い状況です。この長崎DCの成功を起爆剤に九州全体の観光を盛り上げていきます。ぜひキャンペーンをきっかけに長崎、そして九州にお越しください」と語った。

 記念号の乗客を代表して斉藤美惠子さんと斉藤直子さんに、長崎県の陶磁器で若者に人気の波佐見焼のティーカップがプレゼントされた。

 長崎DCは12月31日まで。長崎県単県でのDCは初めてになる。期間中、団体専用の世界文化遺産の端島炭坑(軍艦島)など3島周遊クルーズが日曜日限定で個人でも参加が可能となるほか、長崎の夜景を楽しむ稲佐山では毎晩20時9分から音楽と連動するイルミネーションショーが開催されるなど、DCならではの企画やイベントが多数用意されている。

 (16/10/11)


情報提供:トラベルニュース社