クオリタ、ウィーンで「第九」参加ツアー、応援プランも
エイチ・アイ・エス(HIS)の子会社であるクオリタはこのほど、世界音楽合唱チャリティー協会が2017年3月12日に開催するイベント「UTAU DAIKU in ウィーン」の合唱参加ツアーを発売した。同イベントは14年に「東日本大震災復興支援プロジェクト」として始まったもので、ウィーン少年合唱団などと一緒にベートーヴェンの「交響曲第9番」をドイツ語で歌うことができる。クオリタによる参加ツアーの販売は今回が初めて。出発日は3月10日で、行程は5日間と8日間の2コースを設けた。募集人数は2コースあわせて40名。
ツアーでは、イベント前日の11日にリハーサルを、12日の午前中に最終リハーサルをおこない、同日夜の本番に臨む。リハーサルの合間などには自由時間を設けた。本番前には軽食を提供するほか、会場である楽友協会ホールに隣接する高級ホテル「インペリアル」内に専用控室を用意する。
8日間のコースでは公演翌日から3日間、ウィーンやバーデン、バッハウ渓谷などを観光。また、合唱には参加しないがリハーサルや本番を観賞したい家族や友人向けに「応援プラン」も用意した。応援プランでは希望に応じて市内観光の手配も受け付ける。
旅行代金はスタンダードクラスのホテルを利用する場合、燃油サーチャージ込みで5日間コースが31万8000円、8日間コースが44万8000円とした。