ユナイテッド、冠スポンサーのグアムマラソンを訴求
ユナイテッド航空(UA)はこのほど、旅行会社などを対象に「ユナイテッド・グアムマラソン2017 記念レセプション」を開催した。NPOのグアムスポーツイベント(GSE)が主催するマラソンイベント「グアムインターナショナルマラソン」について、来年4月の大会からUAが冠スポンサーを務めることを記念したもの。大会名も「ユナイテッド・グアムマラソン」に改称する。
レセプションで挨拶したUA日本地区営業担当支社長の高橋享氏は、同社が13年の第1回大会から協賛していることを説明。「当社としても、グアム観光の魅力の1つであるスポーツを訴求していく」と述べ、今後は機内誌などで同大会をアピールする考えを示した。あわせて「参加者の方に『グアムにまた行きたい』と思ってもらえるようなイベントにしていきたい」と意気込みを語った。
UAは現在、4万人以上が参加する「ニューヨークシティマラソン」に協賛しているほか、「ニューヨークシティハーフマラソン」でも冠スポンサーを務めている。レセプションの冒頭で登壇したGSEマネージング・ディレクターのベン・ファーガソン氏は「今回のパートナーシップによって、UAの持つ経験や知識から学ぶことができる。我々にとってはまたとない機会」と協働に謝意を示した。第1回大会には2200名だった参加者数については、昨年の第4回大会には約4000名にまで増加したことを説明した上で、17年には5000名にまで引き上げる考えを示した。
このほか、来賓として挨拶したグアム政府観光局(GVB)局長兼CEOのジョン・ネイサン・デナイト氏は、16年の全世界からグアムへの訪問者数が、過去最高だった15年から約10%増の150万人に達する見込みであることを報告。その上で「訪問者数の増加要因としては、グアムマラソンを筆頭とした特別イベントの発展が挙げられる。グアムのきれいな空気や常夏の気候、美しい自然、フレンドリーな島民はスポーツイベントの開催に適している」とアピールした。