バニラ、ホーチミン線就航-ベトナムで認知度向上めざす
▽台湾/ベトナム間の需要を拡大、桃園からの路線展開も
石井氏は今後の方針として「台湾/ベトナム間の需要を確実に固めたい」と語った。同氏によれば、現時点の同区間の予約はほとんどが台湾人によるもの。「台湾ではかなりJWの認知度が高まってきたが、ベトナムではまだまだ低い」ことから、ベトナムでも割引キャンペーンなどを実施して、将来的には訪台旅行および訪日旅行をアピールしたいという。ベトナム人の予約の8割は旅行会社経由であることから、旅行会社へのセールス強化に向け、このほど現地にGSAも設置した。
このほか、石井氏は今後の路線展開についても言及。訪日外国人旅行者の伸び率が高いベトナムやタイ、フィリピン、マレーシア、インドネシアなどの東南アジアに加えて中国など、日本または桃園から5時間以内で運航できるデスティネーションに就航したい考えを語った。小島氏も「基本的にはポイント・トゥ・ポイントで路線展開をはかるが、台湾を拠点とした展開も検討していきたい」と話した。
なお、同社は9月14日には那覇/台北(桃園)線も1日1便で開設。12月25日からは1日1便で成田/セブ線の運航を開始する。