サンスターライン、観光バス事業に進出、国内旅行の需要獲得へ

  • 2016年9月14日

バスの外観  大阪/釜山間を結ぶフェリー「パンスタークルーズ」を運営するサンスターラインは10月1日から、大阪で貸切観光バス事業を開始する。訪日旅行需要の拡大により団体向けバスが不足するなか、新たにバス事業に参入して国内の富裕層やシニア層、企業などの国内旅行需要を獲得する考え。パンスタークルーズを利用する訪日韓国人旅行者の需要も見込んでおり、需要の比率は国内旅行と訪日旅行で半々を予想する。

 使用する車両は4列シートの中型バスで、定員は28人。シートは回転式でボックスシートにすることができ、カラオケや無料のWiFiサービスなども提供する。

 当初の保有台数は2台で、今後は来春までに小型バス2台を導入する予定。バス旅行に加えて、貸切パーティーやコンパなどさまざまなニーズに対応するという。