韓国、7月の日本人は128%増、MERSから回復し14年超え
韓国観光公社(KTO)によると、2016年7月の韓国への日本人訪問者数は前年比127.8%増の18万6194人となり、6月の78.0%増・18万192人に続いて2ヶ月連続の大幅増となった。昨年の同時期における中東呼吸器症候群(MERS)の流行の影響から回復したかたちで、一昨年の7月の17万2427人と比べても1万3767万人上回った。今年に入ってからの累計は19.4%増の122万6109人で、KTO日本支社は16年の目標として掲げる25.1%増の230万人について「今後大きな問題がなければ十分に達成できる」との見方を示している。
昨年にMERSの影響を受けて大幅に減少した訪韓日本人旅行者数は、今年2月からはプラスに転じて順調に回復。5月についてはゴールデンウィークの日並びや九州地震の影響を受けて5.1%減となったものの、6月からは再び増加している。8月の訪問者数については15日以降に発表するが、暫定値によれば20万人を超える見込みだという。