ユナイテッド航空、新社長に元AA社長のカービー氏を任命
ユナイテッド航空(UA)は8月29日、新たな社長にアメリカン航空(AA)前社長のスコット・カービー氏を任命した。UAはこれまで、歴代の最高経営責任者(CEO)が社長職を兼任してきたが、経営幹部チームの再編成にともない、CEOの直属として社長職を分離し、カービー氏を任命した。カービー氏は今後、UAの運航やマーケティング、営業、アライアンス、路線計画、収益管理を統括する。
カービー氏は1995年にアメリカウエスト航空(HP)に入社。2005年のHPとUSエアウェイズ(US)の合併以降は経営陣の主要メンバーとなり、06年にはUSの社長に就任した。13年のUSとAAの合併以降はAAの社長を務めていた。
カービー氏のUA社長就任にともない、AAも同日付で新たな社長に同社前最高執行責任者(COO)のロバート・アイソム氏を任命した。アイソム氏は1991年にノースウエスト航空(NW)に入社したのち、07年にはUSのCOOに就任。USとAAの合併後はAAのCOOを務めてきた。