全日空、キッザニアのパビリオンを刷新、機材変更など
全日空(NH)は10月5日、子供向けの職業体験型テーマパーク「キッザニア東京」と「キッザニア甲子園」に出展しているパビリオンをリニューアルする。NHは子供たちの航空業界への興味を喚起するため、2006年からキッザニア東京、09年からキッザニア甲子園にそれぞれパビリオンを出展しているところ。内装を一新するほか、サービスの改善をおこなうことで、保護者も楽しめるものにするという。
キッザニア東京では、パビリオン内の天井や壁を一新するほか、「キャビンアテンダントアクティビティ」で使用している客席の総入れ替えを実施。通路を広くすることで、車いすの利用者も出入りしやすくする。また、東京・甲子園ともに「パイロットアクティビティ」で利用しているフライトシュミレーターなどを、よりリアルなものに変更する。
そのほか東京・甲子園ともに、体験時に試着したユニフォーム姿の写真をANAマイレージクラブ会員の専用ウェブサイトからダウンロードできるようにする。また、キャビンアテンダントアクティビティでは、保護者が搭乗客として参加できるようにする。東京ではパイロットアクティビティの操縦席にウェブカメラを設置し、体験中の子供の様子を保護者が見られるようにする。
リニューアル工事にともない、東京は9月1日から10月5日の18時頃までパビリオンを閉鎖。甲子園は9月26日から10月4日まで、パイロットアクティビティのみ休止する。10月5日の夕方には、キッザニア東京の中央広場でオープニングセレモニーを開催する予定。