フランス・ニース、ニース市内の現在の状況について
2016年7月中旬に発生した「トラック突入事件」以降、厳重な警備体制が敷かれているニースの現在の状況をお知らせいたします。
■ 空港、駅のようす
事件後、空港の警備が最も増強され、警備員の数・巡回数共に増えている様子です。
駅も事件前より警備員の数が増えています。
なおニース市内のトラムは、特に警備等の変化は見られません。
■ 観光地のようす
シャガール、マチス両美術館ともに、手荷物検査を実施中。(パリでの事件以降、行われています)
プロムナード・デザングレは、事件後一週間程は閉鎖されていた場所もありましたが、現在は通常り観光可能です。
■ 街のようす
ニース市内、ビーチやレストランは、例年に比べると観光客の姿は少ないですが、8月に入り観光客が少しずつ増えている印象です。
ラファイエットを始めとするスーパーなどでは、入店時の手荷物検査が行われるようになり、大型店舗で数箇所入口がある場合は半分程を閉め、限られた入口のみ出入りが可能なようにしています。
今年6~7月に開催された「UEFA EURO 2016」の時よりも全般的に警備を増強しており、警官や軍人の姿が目立ちます。