関空、16年お盆の国際線旅客は12%増を予想、過去最高に
関西エアポートはこのほど、2016年のお盆期間(8月10日~21日)の国際線旅客数が71万4700人に上るとの推計を発表した。15年お盆の集計期間が8月7日から16日までの10日間だったことなどから前年比は公表していないが、1日平均では前年比12.2%増の5万9600人となり、過去最高となる見込みだ。
出発旅客数は9.5%増の36万4900人、到着旅客数は15.2%増の34万9800人を予想。方面別では訪日外国人旅行者の増加などにより、1位の中国は4.6%増の8万5000人、2位の韓国は21.6%増の8万人、3位の台湾は25.4%増の6万3000人を見込む。
伸び率が最も高かったのは北米で、32.2%増の9万人。デルタ航空(DL)が3月から関空/成田/ニューヨーク(JFK)便の運航を開始したため、供給座席数が増えたことが要因という。なお、関西エアポートでは今年から方面別の旅客数を非公開としている。
出発のピークは、第1ピークが8月11日で3万3900人、第2ピークが8月13日で3万3800人、第3ピークが8月12日で3万2200人を見込む。到着のピークは第1ピークが8月16日で3万2200人、第2ピークが8月15日で3万1400人、第3ピークが8月21日で3万400人。出発と到着の合計では、最も多いのが8月13日で6万3500人で、次いで8月16日の6万3100人、8月11日の6万1600人を予想する。