エボラブルアジア、国内宿泊サイトを買収、事業拡大へ
航空券や海外ホテルの予約サイトの運営などをおこなうエボラブルアジアはこのほど、国内宿泊予約サイト「らくだ倶楽部」を運営するらくだ倶楽部の全株式を取得して子会社化した。同サイトは日本国内の高級宿泊施設など約1500軒を予約できるもので、電話での予約や相談もできることからシニア層の利用が多い。
エボラブルアジアは2015年7月から同サイトの共同運営をおこない、マーケティングやウェブサイト開発をサポートしてきた。今回の買収により自社でのサイト運営を開始し、国内旅行と訪日旅行の事業拡大をはかる。
今後はエボラブルアジアの取り扱う国内航空券と、らくだ倶楽部の取り扱う国内宿泊施設をそれぞれの利用者に相互に提供。ダイナミックパッケージの販売も開始する予定だ。さらに、エボラブルアジアの顧客基盤やウェブマーケティングのノウハウなどを活かし、らくだ倶楽部の事業拡大もはかる。らくだ倶楽部の現在の年間取扱高は約10億円だが、3年後を目途に約50億円をめざすという。