東武トップ、5月の海外は3割減、団体はハワイなど増加

  • 2016年7月20日

 東武トップツアーズの2016年5月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比30.4%減の19億7065万円だった。団体旅行は昨年に取り扱った大型団体の反動で36.6%減に。このうち一般団体は38.9%減、教育旅行団体も11.1%減と前年を下回った。個人旅行はテロなどによる情勢不安からヨーロッパ方面が引き続き低迷し、自社企画商品が18.2%減、他社企画商品が45.6%減となり、全体では43.0%減。その他の個人旅行も11.2%減となった。

 海外旅行の取扱人数は20.3%減で、このうち団体旅行は22.3%減。方面別では、ハワイが96.3%増と大幅に増加し、韓国が53.3%増、台湾が52.5%増と続いた。企画商品の取扱人数は35.1%減となったが、方面別では中国が83.3%増、台湾が54.8%増で前年を大きく上回った。

 海外旅行以外では、国内旅行の取扱額が14.8%減の88億7011万円、訪日旅行が5.5%減の6億5170万円となり、その他を含む合計は17.1%減の116億9739万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。