日本旅行の2016年5月の旅行取扱実績で、国内旅行の取扱額は前年比4.1％減の221億6843万円だった。団体旅行は8.3％減の72億7820万円、企画商品は10.1％減の77億3182万円で、ともに4月に発生した九州地震が影響したという。一方、JR券や航空券、一般宿泊などをあわせた個人旅行は8.6％増の71億5841万円と増加した。

　団体旅行は、一般団体が5.6％増の29億4532万円と増加した一方、教育旅行が15.8％減の43億3288万円と減少。企画商品は自社商品の「赤い風船」が10.0％減の72億6090万円、他社企画商品も11.8％減の4億7092万円となり、ともに減少した。

　国内旅行以外では、海外旅行が16.8％減の83億1852万円、国際旅行が1.4％増の23億3232万円となり、付帯事業を含めた総計は7.3％減の328億2288万円だった。海外旅行の詳細は別途記載（下記関連記事）。