アシアナLCCのエアソウル、10月から日本就航-高松など7路線

  • 2016年7月18日

 アシアナ航空(OZ)の100%子会社であるLCCのエアソウル(RS)は、10月7日からOZの日本路線を引き継ぐ形でソウル(仁川)/高松、静岡、長崎、広島、米子、富山、山口線の運航を順次開始する。関係国政府の認可取得が条件となる。

 同社は、OZの日本の地方路線や一部の東南アジア路線などの不採算路線を引き継ぐ予定で、OZとコードシェアを実施する。使用機材はいずれもエコノミークラス195席のエアバスA321-200型機で、日本路線は当初は3機体制とし、順次機材を増やす。利用者は訪日韓国人旅行者が多くを占める見込みで、搭乗率などの目標は公表していない。

 高松線と静岡線は、OZが運航する週3便をそのまま引き継いだ後、10月19日と18日からそれぞれ週5便に増便。また、OZでチャーター便の運航実績がある長崎と山口には、それぞれ週4便と週3便の定期便として新規就航する。

 RSは15年4月に設立。資本金は150億ウォンで、代表取締役社長はOZ出身の柳光熙氏が務める。15年12月に韓国国土交通部から航空運送事業免許を取得し、今月11日からソウル(金浦)/済州線の運航を開始しているが、ハブ空港は仁川としている。

 各路線の運航開始日と曜日は以下の通り。発着時刻や便名などの詳細は後日発表する。


▽RS、日本路線運航計画(10月7日~)
・10月7日~
仁川/高松線 週5便(月・火・水・金・日)
※月曜日と水曜日は10月19日から増便予定

・10月8日~
仁川/静岡線 週5便(月・火・木・金・土)
※火曜日と金曜日は10月18日から増便予定

・10月18日~
仁川/長崎線 週4便(火・水・金・日)

・10月20日~
仁川/広島線 週5便(月・火・木・土・日)

・10月23日~
仁川/米子線 週3便(火・金・日)

・10月31日~
仁川/富山線 週3便(月・水・土)

・11月28日~
仁川/山口線 週3便(月・水・土)