成田、高速バスで富士山直行便-京都線延伸でUSJも
成田国際空港(NAA)は7月16日、空港からの新たな高速バス路線として「富士山線」を追加する。2015年夏に開始したプロジェクト「Narita Air & Bus!~成田空港から観光地へダイレクト!~」の一環で、今年4月に新設した「日光線」「新潟線」「富山・金沢線」に続くもの。LCC専門の第3ターミナルから人気観光地の富士山への、手頃な交通手段として提供する。運行は京成バスがおこなう。
「富士山線」は第3ターミナルと富士急行の富士山駅の間を、午前と午後の1日2便で運行。運賃は片道3300円から5500円までで、富士急ハイランドや富士急行の河口湖駅などでの途中下車も可能。なお、17年3月31日までの期間限定で、片道3300円から4400円までのキャンペーン運賃も用意した。
そのほか、8月1日からは既存の1日1便の京都線を延伸し、「京都/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)線」として運行する。運賃はJR京都駅八条口までが片道7240円から8540円までで、USJまでは片道7760円から9060円まで。JR大阪駅などで途中下車もできる。運行は千葉交通と南海バスがおこなう。
いずれも乗車券の販売は、訪日外国人旅行者向けの高速バス検索・予約サイト「JAPAN BUS LINES」などでおこなう。