スカイトラックス、16年最優秀はエミレーツ、全日空が2部門で首位
スカイトラックスがこのほど発表した「2016ワールド・エアライン・アワード」で、「World's Best Airlines」の1位はエミレーツ航空(EK)となった。同賞は1999年に開始したもので、今年は2015年8月から16年5月までオンラインで調査を実施。機内や空港での利用者の満足度をもとに決定した。
1位のEKは3年ぶりに1位を獲得。スカイトラックスは発表に際し、1985年の設立時にはわずか2機だったEKの保有機材数が現在は230機まで増加したこと、就航地も現在は80ヶ国140都市以上へと大きく拡大したことを評価している。昨年1位のカタール航空(QR)は2位、昨年2位のシンガポール航空(SQ)は3位となった。
日系航空会社では5位に全日空(NH)、21位に日本航空(JL)、78位にピーチ・アビエーション(MM)がランクイン。部門別ランキングでは、空港でのサービスを評価する「World's Best Airport Services」と、空港スタッフと客室乗務員のサービスを評価する「Best Airline Staff」のアジア部門で、NHが1位を獲得した。
なお、「2016ワールド・エアライン・アワード」では、LCCを対象とした「World's Best Low-Cost Airlines」や、地域ごとのランキングなども発表している。詳細は下記の通り。
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