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JATA、7月末に「緊急時広報対応セミナー」、事例紹介など

  • 2016年7月12日

 日本旅行業協会(JATA)は7月26日、株式会社ジャタの協力のもと「緊急時広報対応セミナー」を開催する。会員会社を対象としたもので、社内に専任の広報担当者がいない会社にもわかりやすいよう、昨年に作成した「JATA緊急事故対応広報マニュアル」をもとに、緊急事故が起こった際の対応などを解説する。JATA広報室によると、同セミナーを開催するのは昨年に続き2回目で、前回は海外でバス事故が起きた際の模擬会見をおこなったという。申し込みはJATAの公式サイトで受け付ける。

 セミナーでは、3月に開催した「JATA重大事故支援システムセミナー」の終了後アンケートで希望が多かったという「対応の実例」を中心に説明する予定。第1部では「JATA緊急事故マニュアルについての解説」として、ジェイティービー(JTB)グループ本社広報室室長の立川基久氏、KNT-CTホールディングス秘書・広報担当課長の立花泰明氏、日本旅行経営管理部広報室長の佐藤均氏が登壇する。

 第2部では「元広報担当者が語る『事例紹介』」として、過去の事例や対応などを紹介するほか、参加者からの事前質問にも回答する。JATAは質問例として「大変だった会見」や「ひどかった記者」「記者って本当は何を聞きたいの?」などを挙げている。

 第2部の解説は、元JTB広報室長で現在はエコツーリズム協会理事・事務局長を務める辻野啓一氏や、元近畿日本ツーリスト広報部長で現KNT-CTホールディングス経営戦略統括部部長の佐藤栄子氏などが担当。また、オブザーバーとして読売旅行代表取締役社長の川島紳明氏と小田急トラベル代表取締役社長の小柳淳氏が、それぞれ元読売新聞西部本社編集局長、元小田急電鉄広報部長としての観点からアドバイスするという。