米国、ハバナ線定期便を仮決定、アメリカンなど8社

  • 2016年7月10日

 米国運輸省(DOT)はこのほど、今年2月にキューバと定期便再開について合意したことに伴い、路線計画を募集していた2国間線のうち、ハバナ線発着枠の割り当てを仮決定した。認可を申請していた米系航空会社12社のうち、アメリカン航空(AA)、デルタ航空(DL)、ユナイテッド航空(UA)など8社の就航を仮承認したもので、各社からの反論などがない場合、正式に承認する。ハバナ線以外については、6月に就航する航空会社と路線を決定している。

 AAについてはマイアミ線を1日4便、シャーロット線を1日1便で承認。AAはDOTが最終決定をした翌月に航空券の販売を開始し、11月には就航するとしている。

 DLについてはマイアミ線とアトランタ線、ニューヨーク線を1日1便で承認。DLによると、航空券の販売開始は今夏を予定している。

 UAについてはニューアーク線を1日1便、ヒューストン線を週1便で承認。就航は今秋を予定する。

 なお、DOTはこれらの路線について、最終決定から90日以内に運航を開始すること、運航開始後に90日以上連続で運航しなかった場合は発着枠を返上することを条件としている。