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外務省、クロアチアの注意喚起の一部を解除、地雷撤去で

  • 2016年7月6日

 外務省はこのほど、クロアチアに関する海外安全情報を改定した。南部のボスニア・ヘルツェゴビナとの国境地帯の一部について、紛争時に埋められた地雷の撤去が完了したことから、発出していたレベル1の「十分注意してください」を解除した。ただし、観光地から外れた地域については地雷が残っている可能性があるため、舗装された主要道路以外の通行や、舗装されていない場所への立ち入りは避けるよう促している。

 なお、中央陸部から一部の中部海岸付近にかけての地域と、セルビアとの国境付近である東スラボニア地域については、今も主要道路以外の脇道などには数多く地雷が残っているため、レベル1を継続する。これらの地域は旧紛争地域で、近年の除去活動により危険な地帯は減少しているものの、地雷が埋められている場所を示す表示が老朽化などにより紛失している可能性があるため、注意が必要という。