マリンドエア、8月に成田/コタキナバルでチャーター、日本初就航
マレーシアのフルサービスキャリアであるマリンドエア(OD)は、8月中に成田/コタキナバル間でチャーター便を1往復運航する計画だ。同社が日本に就航するのは今回が初めて。8月11日に成田発便を、15日にコタキナバル発便を運航する予定で、国土交通省に認可申請準備中だ。
エイチ・アイ・エス(HIS)によれば、チャーターは同社1社の買い取りで実施するもの。日本発の片道チャーターとしておこない、全席パッケージツアーで販売する。ツアーはすでに発売しており、予約は好調に推移しているという。運航機材はボーイングB737-900ER型機で、ビジネスクラス12席、エコノミークラス168席の計180席。
同社の日本地区総代理店を務めるケイエムプランニングによると、ODは2012年9月にマレーシアで設立。国内線やインドネシア、タイ、インド、シンガポールなどのアジア方面を中心に、40路線で週800便以上を運航している。当初は15年中に新千歳/マレーシア間で定期便を就航する予定だったが、エアアジアX(D7)による新千歳/クアラルンプール線の開設などで中止に。今後は日本/マレーシア間の定期便就航をめざすという。
チャーター便の運航スケジュールは以下の通り。
▽OD、成田/コタキナバル間 チャーター便運航スケジュール
OD8003便 NRT 09時00分発/BKI 14時00分着(8月11日)
OD8002便 BKI 00時30分発/NRT 07時30分着(8月15日)