タイガーエア台湾、仙台に就航、桃園発初便は搭乗率95%
タイガーエア台湾(IT)は6月29日、仙台/台北(桃園)線の運航を開始した。台湾のLCCが東北に乗り入れるのは同社が初めて。週4便で、火、水、金、土曜日に運航する。使用機材はエコノミークラス180席のエアバスA320型機。ITによると、桃園発の初便の搭乗率は95%で、仙台発は67%だった。
ITは現在、成田、羽田、中部、関空、福岡、那覇に乗り入れており、仙台線は7番目の国内就航地。3月に開通した北海道新幹線の沿線である仙台に就航することで、北海道や青森、花巻などを訪れる外国人旅行者の需要を獲得する。現在の予約は、7割から8割を台湾発で占めているが、今後は日本市場向けのキャンペーンなどを実施し、日本初と台湾発で5割ずつをめざす。
就航当日には仙台空港で記念式典を実施。桃園行き初便の利用者には台湾観光協会が、ポストカードやガイドブックなどを贈呈した。また、桃園発初便で到着した利用者を、仙台・宮城観光ピーアールキャラクターの「むすび丸」が出迎えたほか、同空港が仙台の銘菓などを提供した。運航スケジュールは下記の通り。
▽IT、仙台/桃園線運航スケジュール(6月29日~10月29日)
IT225便 SDJ 19時45分発/TPE 22時50分着(火・水・金・土)
IT254便 TPE 14時15分発/SDJ 18時45分着(火・水・金・土)