ジェットスターJ、マニラ3路線を夏期運休、国内線を増便
ジェットスター・ジャパン(GK)は7月1日から、マニラ/成田、関空、中部線を期間運休する。7月と8月は夏休みなどで国内線の需要が増加する一方、雨季により訪比日本人旅行者が減少することを受けたもので、機材を国内線に振り分ける。運航再開は9月頃を予定する。
GKは今回の期間運休により、通常は1日あたり約70便を運航している国内線を、繁忙期には5割増しで運航する予定。なお、今年に入り就航した3路線は、いずれも今回の対応などを想定して、当初から7月以降に出発する航空券を販売していなかったため、旅行者への影響はないという。
GKは成田線を3月15日、中部線を4月1日、関空線を4月7日にそれぞれ開設。3路線ともに6月は最大で週7便を運航しており、搭乗率は平均で8割程度を記録しているという。日系LCCが運航している日本/フィリピン線は、これら3路線のみ。
同社は現在、マニラ線以外の国際線は台北(桃園)/成田、関空、中部線と、香港/成田、関空線を運航中。これらの5路線については通常通り運航する。