関空、5月の国際線旅客は8.5%増、外国人は2桁増
関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2016年5月の輸送実績(速報値)で、国際線旅客数は前年比8.5%増の143万6234人となり、33ヶ月連続で前年を上回るとともに、5月として過去最高を記録した。
このうち、日本人旅客数は0.6%増の48万670人と微増ではあったものの、5ヶ月連続で前年を上回った。外国人旅客数は5月として過去最高の12.6%増の93万9690人となり、51ヶ月連続で前年を超えた。通過客は30.1%増の1万5874人だった。
国際線の旅客便発着回数は5月として過去最高となる21.8%増の9496回で、32ヶ月連続で前年を上回った。同社によると、エア・カナダ(AC)がバンクーバー線を週6便、夏季限定で就航したほか、北京首都航空(JD)が瀋陽線を週2便で新規開設したことなどが後押ししたという。
なお、国際線と国内線を合わせた総旅客数は4.6%増の198万4080人で、56ヶ月連続で増加し、5月として過去最高を記録した。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。