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KLM、ナショナルカラーのB773を成田で披露、オレンジに

  • 2016年6月23日

B777-300型機の特別塗装機。ビジネスクラス34席、エコノミークラス374席の計408席  KLMオランダ航空(KL)によれば6月22日の9時16分、オランダのナショナルカラーであるオレンジとKLを象徴する「KLMブルー」で塗装したボーイングB777-300型機が成田国際空港に到着した。同機はアムステルダム発成田行きのKL861便として使用したもので、11時46分にはアムステルダム行きのKL862便として出発した。

 特別塗装機は機体の前方がオレンジ、後方がKLMブルーで、オランダ国旗の配色と同様に赤・白・青のラインもあしらった。同社によれば、昨年4月27日の国王の誕生日「キングス・デイ」に、KLのソーシャルメディアでオレンジ色の飛行機のイメージ画を公開し、「来年のキングスデイには飛行機をオレンジ色に塗りましょうか?」と問いかけたことがきっかけ。問いかけには3万人から「いいね!」などの反応があったという。

 同機材は今後も、さまざまな長距離路線に投入する予定で、今夏のリオデジャネイロ五輪期間中は、アムステルダム/リオデジャネイロ線を運航。8月22日には、オランダ選手団の凱旋帰国便「メダルフライト」でも使用する予定だ。