阪急交通社はこのほど、旅行積立プラン「たびだち」をリニューアルし、新たに販売を開始した。新たな「たびだち」では、1年以内の短期プランの利用を促進するため、一括払いコースのうち預入期間6ヶ月から11ヶ月間の年利を従来の2.1％から2.5％に変更。以前は大阪を中心に取り扱いをおこなっていた同プランの販売拠点を全国に拡大し、利用者のさらなる増加をめざす。

　「たびだち」は毎月払いコースと一括払いコースからなるもので、利用者が6ヶ月から60ヶ月までのいずれかの期間で積み立てた旅行資金に、利率分を上乗せした額を旅行券「たびだちハイレジャーギフト券」として提供する。同社によると「たびだち」は修学旅行などの団体旅行を想定した商品として販売を開始したが、今年に入りマイナス金利が導入されたことなどを機に、個人旅行などでも広く利用してもらえるよう、見直しをおこなったという。

　同社は今後、期間限定でサービス額を増やした「短期間満期積立キャンペーン」の実施も予定しているという。