阪急交通社グ、4月海外は17.7%減、阪急阪神ビジネスは増加

  • 2016年6月20日

 阪急交通社グループ3社(※)の2016年4月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比17.7%減の131億3852万円だった。主力の阪急交通社は23.0%減の96億1128万円と2割減。方面別では北米やオセアニア、アジア方面で前年を上回ったが、欧州の落ち込みが響いた。

 業務渡航系の2社では、阪急阪神ビジネストラベルが3.8%増の37億5140万円と前年を上回った。方面別では韓国、台湾、タイが減少したが、インドネシア、ベトナム、シンガポールは増加。ヨーロッパやアメリカも順調に取り扱いを伸ばしたという。阪神トラベル・インターナショルは7.6%減の2億9007万円で、中東方面が好調に推移した。

 なお、3社合計の取扱額は、国内旅行が14.7%減の116億8274万円、外国人旅行が38.4%増の6億286万円、合計が15.5%減の254億2412万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル