米国/キューバ線、定期便の一部が決定、AAなど6社

  • 2016年6月16日

 米国運輸省(DOT)はこのほど、アメリカン航空(AA)とサウスウエスト航空(WN)などの米系航空会社6社に対して、ハバナ線以外の米国/キューバ線の就航を承認した。米国政府とキューバ政府は今年2月、チャーター便の運航のみを認めていた両国間の航空便について、定期便の再開を正式に合意したところ。その後、各社が米国/キューバ線の就航に向けて、DOTへ運航認可を申請していた。

 例えば、AAはマイアミ/カマグエイ、シエンフエゴス線をそれぞれデイリーで、マイアミ/オルギン、バラデロ、サンタクララ線をそれぞれダブルデイリーで就航する。運航開始日は今年9月を予定。AAコーポレート・アフェアーズ担当執行副社長のスティーブ・ジョンソン氏は「キューバへの定期便再開は歴史的な偉業。DOTからハバナ線就航も許可されることも切望している」とコメントを発表している。ハバナ線については今後承認される予定。

 なお、運航開始後に90日以上連続で運航しなかった場合は「休眠状態」とし、自動的に枠をDOTへ返上することとなる。