函館で震度6弱、観光にほぼ影響なし(6月16日17時30分時点)
気象庁によれば6月16日14時21分、北海道南部の内浦湾を震源とするマグニチュード5.3の地震が発生し、函館市で震度6弱を観測した。函館国際観光コンベンション協会によれば、17時の時点で観光地からの被害報告はなく、観光地への特段の影響はないとのこと。震度6弱を記録した同市の川汲町は市街地で、観光客は少ないという。気象庁によれば地震による津波の心配はない。
国土交通省函館空港事務所は、地震の発生直後に滑走路などの点検を実施。ターミナル、滑走路ともに異常は見当たらず、各便の運航に影響は出ていない。北海道旅客鉄道(JR北海道)によれば、北海道新幹線は通常通り運行しているが、17時20分時点で函館/新函館北斗間を結ぶ「はこだてライナー」が往復各1便を運休。そのほかJR函館線などの一部に遅れが発生しているという。
旅行会社についてはジェイティービー(JTB)、KNT-CTホールディングス、日本旅行に聞いたところ、17時30分時点で旅行者の安否確認などを進めているが、ツアーの催行中止や取消料の免除などは検討していないという。