5月の宿泊業倒産は1件減の3件、負債総額1.35億円

  • 2016年6月9日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2016年5月の宿泊業の倒産件数は前年比1件減の3件となった。負債総額は21.6%減の1億3500万円で、東日本大震災関連の倒産は0件だった。

 主な倒産は福島県の温泉旅館「いづみや」を経営していたAOIで、負債総額は1億円。このほかの2社はいずれも小規模で、すでに事業を停止していた会社の債務処理的な破産だった。

 なお、旅行業の倒産件数は2件増の3件で、負債総額は1465%増の6億6000万円。旅行業の詳細は別途記載(下記関連記事)。