JALグ、沖縄の地上支援新会社の詳細発表、7月1日に設立

  • 2016年6月2日

 JALグループはこのほど、今年1月に設立を発表した、沖縄地区の空港地上支援業務を担う新会社の詳細を発表した。社名は「JALスカイエアポート沖縄」で、7月1日に設立し、代表取締役社長は現沖縄エアポートサービスの上島治氏が務める。

 新会社はグランドハンドリング業務をおこなうJALグループの沖縄エアポートサービスを存続会社とし、旅客サービス業務を手掛けるJALスカイ那覇、石垣など離島の5空港で空港地上支援業務全般を担うJTAサザンスカイサービスを吸収合併して設立するもの。統合により地上支援業務の連携強化や、那覇への乗り入れが急増している海外の航空会社への対応を進める。

 新会社の資本金は3300万円で、日本航空(JL)と日本トランスオーシャン航空(NU)が株主となる。契約社員などを含む従業員数は5月1日時点で886名。