JATA、訪仏回復に向け「食とアート」イベント、旅行8社が出展

  • 2016年5月29日

「フランス・リカバリー」ロゴマーク  日本旅行業協会(JATA)は6月3日、東京の丸の内ビルディングで消費者向けのイベント「“食”と“アート”と“元気なフランス”フェスタ」を開催する。昨年の11月にパリで発生した同時多発テロ事件により、落ち込んでいる訪仏旅行需要の回復に向けたキャンペーン「VISIT FRANCE-フランスへ行こう-」の一環としておこなう。イベントを通じて新規顧客の開拓につなげたい考え。

 イベントでは「フランス文化フォーラム」として、パティシエの鎧塚俊彦さんや料理評論家の山本益博さんによる、フランスの食をテーマにしたトークショーを実施。参加者は各70名限定で、5月末まで参加者を募集する。また、JATAのTeam EUROPE 観光促進協議会(チーム・ヨーロッパ)が選定した「ヨーロッパの美しい村30選」の写真を展示。旅行会社8社による「フランス旅行相談会」を開催するほか、航空会社3社、空港会社2社も出展する。フランス観光開発機構もイベントに協力する。

 このほか、花を敷き詰めて絵を描く「花絵師」の藤川靖彦さんが、「花咲くフランス」をテーマに巨大な花絵「インフィオラータ」を制作。ローラーで絵を描く「ローラーアート」で知られるさとうたけしさんはライブペインティングを実施し、藤川さんとライブアートの魅力についてトークショーを開催する。