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キャセイ、香港のビジネスラウンジ刷新、1000平米拡張

  • 2016年5月26日

リニューアル後のラウンジのイメージ  キャセイパシフィック航空(CX)はこのほど、香港国際空港のラウンジ「ザ・ピア」のビジネスクラスラウンジをリニューアルオープンした。ラウンジは旅客ターミナル北西コンコースの65番ゲート付近に位置。総床面積は3306平方メートルで、改装により約1000平方メートルを拡張した。CXのラウンジとしては最も広いという。座席数は550席。

 ラウンジの設計は、ロンドンに拠点を置くデザイナーのイルゼ・クロフォード氏が担当。利用者が旅行をより体感できるよう、香港の街の通りの雰囲気を演出したという。ラウンジ内には、読書灯と専用のサイドテーブルを備えた背もたれ付きの椅子を用意。布張りの低い椅子とフットレストを設けたリラクゼーションルームや、14室のシャワールームも設けたほか、10台のiMacと照明器具を備えたワークスペースも用意した。

 飲食コーナーでは、アジアの麺料理などを提供する「ザ・ヌードル・バー」やプロのバリスタが常駐する「コーヒー・カート」などを用意。ワインやカクテルなどを提供するバーや、10種類以上のお茶を提供する「ティー・ハウス」も設けた。

 営業時間は午前5時30分から最終便の出発時間まで。ファーストまたはビジネスクラスの利用者、マルコポーロクラブのシルバー以上の会員、マイルでラウンジパスを獲得した会員とその友人および家族、ワンワールドのエメラルドまたはサファイヤ会員が利用できる。