阪急、イベリア航空直行便利用のスペインツアー発売

  • 2016年5月23日

イベリア航空は18年ぶりに週3便で就航する  阪急交通社はこのほど、10月19日に日本に再就航する、イベリア航空(IB)の成田/マドリード線を利用したスペインツアーの販売を開始した。同社によると、IBの直行便は従来の乗継便と比べて移動時間を3時間から10時間短縮することが可能。旅行者の身体の負担が軽くなり、現地での滞在時間も増えるという。

 ツアーは3種類用意しており、スペイン国内を周遊するツアーでは「ヒルトンに泊まるスペイン8日間」と「決定版スペイン8日間」を設定。プラド美術館や世界遺産のサグラダ・ファミリアなどを巡るほか、ヒルトン宿泊ツアーでは「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されたグエル公園を訪問。有料のオプショナルツアーとして、マドリードの南にある世界遺産の都市であるトレドの観光や、グラナダでのフラメンコショーの見学なども用意した。決定版ツアーでは、スペインの6つの世界遺産を巡る。

 旅行代金はヒルトン宿泊ツアーが2名1室、エコノミークラス利用、燃油サーチャージ込みで大人1名あたり16万9800円から34万6800円まで、決定版ツアーが26万9800円から27万9800円まで。空港諸税などは別途徴収する。

 さらに、スペインとポルトガルを組み合わせたツアーとして「ポルトガル8日間」を設定。サンティアゴ・デ・コンポステーラで世界遺産の「サンティアゴ巡礼の道」などを観光するほか、ポルト歴史地区など計7つの世界遺産を巡る。有料のオプショナルツアーとして、ポルトガルの民族歌謡「ファド」のショーの見学や、ポルトガル西部の世界遺産の街であるシントラの観光ツアーを用意した。旅行代金は15万9800円から19万9800円まで。

 出発日は10月中旬から12月中旬までで、ツアーにより異なる。阪急交通社によれば、既に満席のコースも出始めており、現在、設定日の追加やコース数の増加を予定しているという。