KNT-CT、3月の国内は5.8%減、団体旅行は1.0%増
KNT-CTホールディングスの2016年3月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比5.8%減の243億9761万円だった。このうち団体旅行は1.0%増の45億3409万円と増加したが、個人旅行は3.9減の46億5539万円、企画旅行は8.2%減の152億813万円とともに前年を下回った。
団体旅行のうち、一般団体は前年に扱った大型の企業系コンベンションの反動で1.9%減の25億1962万円。一方、学生団体は複数の大型修学旅行や各種スポーツ大会の取り扱いにより4.9%増の20億1447万円となった。
企画旅行では、メイトの取扱額は6.6%減の74億2010万円に。方面別の取扱人数では東北、北陸、南紀、中国四国、九州は好調を維持したが、その他は全般的に伸び悩んだという。
クラブツーリズムは9.6%減の77億8815万円。バス旅行を除く国内旅行部門は、北海道新幹線の開通効果があったものの、全体的にはスキーバスの転落事故の影響で販売が鈍化し10.5%減に。バス旅行部門も同様にバス事故の影響で12.6%減となった。
なお、国内旅行以外は、海外旅行が0.6%減の126億3731万円、外国人旅行が28.4%増の17億5994万円となり、関連商品などを含めた総計は2.2%減の398億2031万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。