タイ国際航空、関空/バンコク線にA380を再投入
タイ国際航空(TG)は5月17日、1日2便で運航している関空/バンコク線の一部の機材を大型化し、ファーストクラス9席、ビジネスクラス40席、エコノミークラス325席のボーイングB747型機から、ファースト12席、ビジネス60席、エコノミー435席のエアバスA380型機へと変更した。対象となるのはTG623便とTG622便。座席数の合計は374席から507席へと133席増加した。
TGは2013年12月から15年7月まで同路線でA380型機を使用していたが、その後は欧州線に導入するためB747型機に変更。しかし好調な訪日需要に加えて、タイへの日本人旅行者も増えていることから、A380型機の再投入を決定した。TGによれば現在、同機材を使用して関空に定期便を運航しているのは同社のみだという。
A380型機の関空再就航を記念して、TGはプロモーション運賃「TGスーパーディール関西」を設定。往路はTG623便を、復路はTG622便またはTG672便を利用するもので、料金はエコノミークラスのみの往復3万8000円とした。対象出発期間は5月30日から7月26日まで。販売期間は7月12日までとした。運航スケジュールは下記の通り。
▽TG、関空/バンコク線運航スケジュール(5月17日~10月29日)
TG623便 KIX 11時45分発/BKK 15時35分着(デイリー)
TG673便 KIX 00時30分発/BKK 04時20分着(デイリー)
TG622便 BKK 23時30分発/KIX 07時00分着※翌日(デイリー)
TG672便 BKK 11時00分発/KIX 18時30分着(デイリー)
※太字がA380型機での運航便のスケジュール