JTBロイヤルロード銀座はこのほど、訪日外国人旅行者向けの新商品「Explore the Sacred West “Hiroshima & Miyajima”」の販売を開始した。日本人向けの高付加価値商品である「夢の休日」の「市川海老蔵 厳島神社御奉納舞踊」を外国人向けにアレンジしたもの。訪日向けのオーダーメイド旅行を企画するデスク「GLOBAL LOUNGE GINZA」で取り扱う。

　旅程は5月28日出発の2泊3日で、広島で世界遺産の原爆ドームを見学するほか、宮島の厳島神社を訪れる。厳島神社では世界遺産登録20周年を記念したJTB特別公演として、能舞台での素踊り「延年の舞」を鑑賞する。「夢の休日」では添乗員が同行し、尾道や湯田温泉なども訪れるが、同ツアーでは添乗員は同行せず、訪問先も外国人に知名度の高いエリアに絞った。ツアーの行程は、旅行者の希望に応じてアレンジする。

　東京／広島間の移動は新幹線のグリーン車で移動。広島滞在中は英語話者の専任ガイドが付き、専用車で案内する。宿泊は28日は「シェラトンホテル広島」のデラックスルーム、29日は宮島の温泉旅館「岩惣」の和室を用意した。旅行代金は2名1室利用の場合、1名あたり38万8000円。3名1室利用の場合は31万5000円とした。最少催行人員は2名。