フィンエアー、福岡線の運航開始、初便搭乗率は9割超
フィンエアー(AY)は5月7日、福岡/ヘルシンキ線に就航した。夏期の定期便として10月9日まで週3便で運航するもので、AYにとっては初の九州線となる。使用機材はエアバスA330型機で、座席数はビジネスクラス45席、エコノミークラス218席の計263席。8日の福岡発初便には241名が、7日のヘルシンキ発初便には256名が搭乗し、搭乗率は福岡発が91.6%、ヘルシンキ発が97.3%となった。
福岡に初便が到着した5月8日には福岡空港で就航式典がおこなわれ、AY本社COOのユハ・ヤルビネン氏は「福岡はAYにとって日本で4番目の市場となり、AYは欧州の航空会社のなかで最も多く日本の都市に乗り入れる航空会社となった」と喜びを示した。
今年1月にはKLMオランダ航空(KL)が福岡/アムステルダム線を運休したため、AYの福岡/ヘルシンキ線は九州/欧州間を結ぶ唯一の路線となる。日本航空(JL)とのコードシェア便として運航し、運航期間中には福岡発とヘルシンキ発の合計で1万4000人の利用者を見込むという。運航スケジュールは下記の通り。
▽AY、福岡/ヘルシンキ線運航スケジュール(5月7日~)
AY076便 FUK 09時30分発/HEL 13時55分着(水・金・日)
AY075便 HEL 16時30分発/FUK 08時00分着※翌日(火・木・土)