大韓航空、那覇/仁川線の運航開始、韓国発初便は搭乗率95%

  • 2016年5月10日

記念式典の様子  大韓航空(KE)は5月5日、那覇/ソウル(仁川)線の運航を1日1便で開始した。KEが沖縄/韓国間の定期便を運航するのはこれが初めて。運航機材は複数あり、初便ではビジネスクラス36席、エコノミークラス212席のボーイングB777-200型機を利用した。仁川発初便の搭乗者数は236名で、搭乗率は95.2%だった。

 就航当日には、那覇空港で沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が歓迎式典を開催し、沖縄県知事の翁長雄志氏などが出席した。式典で登壇したKE日本地域本部長の金正洙氏は謝意を表すとともに「今後も沖縄と世界をつなぐ架け橋になれるよう努力を続けていきたい」と述べたという。

 KEによると同路線は韓国発の需要がメインとなる見込み。今後は公式ウェブサイトでのキャンペーンのほか、旅行会社への販売などを通じて日本発の需要を増やしたい考えだ。那覇/仁川線のスケジュールは以下の通り。

▽KE、那覇/仁川線運航スケジュール(5月5日~10月29日)
KE736便 OKA 19時05分発/ICN 21時35分着(デイリー)
KE735便 ICN 15時30分発/OKA 17時55分着(デイリー)