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GW出入国者予想、成田は8.4%増、羽田は21.0%増

  • 2016年4月24日

 成田国際空港(NAA)と東京国際空港ターミナル(TIAT)はこのほど、2016年のゴールデンウィーク(GW)期間(4月28日~5月8日)の11日間の出入国者数の推計を発表した。今年は日並びの良さなどにより、成田が前年比8.4%増となり、羽田は21.0%増と大きく増加した。

 NAAの出入国者数は、昨年のゴールデンウィーク以降の新規就航や増便などもあり、8.4%増の81万3900人に上る見込み。内訳は出国者数が10.9%増の42万3200人、入国者数が5.8%増の39万700人となる。方面別では近距離の台湾や香港に加えて、ハワイやオセアニア方面が人気。出国のピークは4月29日の5万1900人、入国のピークは5月8日の4万3900人と予想する。

 ターミナルビル別の出入国者数は、第1ターミナルが3.8%増の41万6500人で、内訳は出国が7.3%増の21万8600人、入国が0.3%増の19万7900人。第2ターミナルは7.9%増の33万4000人。出国は9.1%増の17万1700人、入国は6.7%増の16万2300人となる見通し。2回目のGWを迎えたLCC専用の第3ターミナルは57.7%増の6万3400人で、出国は61.0%増の3万2900人、入国は54.2%増の3万500人を予想する。

 一方、TIATの出入国者数は、前年比21.0%増の44万2300人に上る見込み。このうち出国者数は13.2%増の22万1300人、入国者数は29.9%増の22万1000人を見込む。

 出国のピークは第1ピークが4月29日で2万5000人、第2ピークが4月28日で2万4800人、第3ピークが4月30日で2万4000人と予想。一方、入国のピークは第1ピークが5月8日で2万3300人、第2ピークが5月7日で2万3200人、第3ピークが5月5日で2万2700人に上るという。