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OATAが創立40周年(1) 記念式典に500人、盛大に祝う

 協同組合大阪府旅行業協会(OATA、徳原昌株理事長=109組合員)とOATA連絡協議会(川村智一会長、1265会員)が共催したOATA創立40周年記念式典。3月24日のリーガロイヤルホテルには関係者約500人が集まり、盛大に40周年を祝った。式典前には両団体の総会も行われた。

さらに信頼されるOATA構築へ

 OATAは1976年2月13日に相互扶助の精神と組合員の地位向上を目的に創立。徳原理事長は式典のあいさつで「全国には中小企業法と協同組合法に則った協同組合が2万2300あまり存在している。しかしOATAのように全員参加型の組織運営と旅行事業における債務保障を、クーポンを介して広範囲に100%保証する組合はほかにはない。まさに日本一の組合だと自負してもいいと思う」と明言。

 また「40年間、時代の変化や要請に応えつつ組合員の自助努力を促し、組合組織の強化、活性化に果敢に取り組んできた」とし、さらに「事業所の規模の大小や与信力に関係なく絶大なる信用と信頼を得ており、組合員の利便性や経済的地位の向上に大きく貢献している」と胸を張った。

 「創立40周年をOATAのさらなる発展のスタートラインとし、OATAの最大の武器である結束力で、さらに信頼されるOATAを構築したい。役員一同心を新たに頑張っていくので、今後も絶大なる支援と協力をお願いしたい」。参加者に決意と謝辞を示した。

 川村会長は「我々受入施設にとって、中小旅行会社が連帯保証をしながら安全なクーポンを発券してもらっていることがどれだけありがたいことか。入会するのも厳しい規定をクリアしなくてはならず、40周年を迎えてますます安心できる旅行会社の集まりになっている」とエールを送り、今後もOATAを全面的に支援していくとした。

 (16/04/20)


情報提供:トラベルニュース社