バニラ、台北発の乗客50名が未審査で入国、成田で誤誘導

  • 2016年4月19日

 バニラエア(JW)によると4月17日、台北発成田行きのJW104便の乗客159名のうち50名が、入国審査を受けずに入国した。成田空港到着後の誤誘導が原因で、JWは該当する乗客に連絡をとり、空港で入国手続きをするよう呼びかけている。

 JWによれば、同便は成田周辺の強風のため中部にダイバートした後、中部から成田に向け再度出発。成田に到着後は、バスで駐機場から国際線の到着口まで乗客を輸送するはずだったが、誤って国内線の到着口に輸送した。その後は乗客を国際線の到着口に案内し、所定の入国手続を済ませたが、すでに日本人41名と外国人9名の計50名が入国していたという。

 その後、直後に連絡がついた3名は入国手続きを完了。残りの47名についてはコールセンター経由で連絡をしており、18日18時の時点ではさらに5名が入国手続きを完了。残りの日本人37名、外国人5名のうち、日本人16名と外国人4名とは連絡が取れたという。