グアム空港にESTA専用レーン試験導入、4月から半年間
グアム政府観光局(GVB)によると、米国入国管理局はこのほど、グアム国際空港に電子渡航認証システム(ESTA専用)レーンを試験導入した。日本人旅行者は現在、グアムに入る際には「グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム」の適用により入国カードを提出するか、もしくは事前のESTA取得が必要となるが、ESTA専用レーンを設けることでESTA取得者の入国審査時間の大幅な短縮をはかる。
GVBによると試験導入の期間は半年間を予定。期間中にESTAの取得者が大幅に増加した場合は半年後も継続するという。
ESTAは米国国土安全保障省(DHS)が2008年に開始した認証システムで、渡航者は事前にインターネット上で個人情報を登録し、査証なしでの渡航の可否について審査を受ける。米国本土を訪れる場合にはESTAの取得が必要。グアムを訪れる際にESTAを利用した場合は、入国時の入国カードの提出が不要となる。