KNT-CT、2月の国内は1.1%増、団体旅行は8.3%増
KNT-CTホールディングスの2016年2月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比1.1%増の195億6337万円となった。団体旅行は8.3%増の46億9495万円と増加したが、個人旅行は0.8%減の37億2160万円、企画旅行は1.0%減の111億4682万円と前年を下回った。
団体旅行のうち、一般団体は前年に取り扱った大型の企業系コンベンションの反動で0.2%減の21億1376万円と微減。一方で、学生団体は修学旅行の取扱人数の増加や、複数の大型研修旅行の取り扱いにより16.4%増となった。
企画旅行では、メイトの取扱額は3.3%減の47億4079万円に。方面別の取扱人数では、東北、北陸、南紀、中国四国は好調を維持したが、その他は全般的に伸び悩んだという。
クラブツーリズムは0.9%増の64億602万円。バス旅行を除く国内旅行部門は、流氷関連商品で流氷着岸時期の大幅な遅れなどによる影響があったものの、東北・北陸方面が牽引し0.5%増と微増した。バス旅行部門はふるさと割を活用したツアーが人気だったが、1月に軽井沢で発生したスキーバスの転落事故の影響を受けて1.5%減となった。
なお、国内旅行以外では、海外旅行が7.5%減の100億1886万円、外国人旅行が24.4%増の10億756万円となり、関連商品などを含めた総計は0.9%減の312億8630万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。