現地レポート:英国、イングランド北西部・ウェールズ北部周遊の魅力
リヴァプールを拠点に日帰りツアー
「ヨーロッパの美しい村30選」コンウィも
ウェールズ北部へのエクスカーション
JATAの「美しい村」訪問も
リヴァプールからは、ウェールズ北部への日帰り旅行もおすすめだ。ファムツアーでは、日本旅行業協会(JATA)が「ヨーロッパの美しい村30選」に選定したコンウィを訪問した。
リヴァプールからバスで約2時間にある、英国で最も保存状態の良い中世の街と呼ばれるコンウィの1番の見所は、村全体が一望できるコンウィ城。世界遺産に登録された13世紀に建てられた城は圧倒的な存在感があり、旅行会社からも「日本人は古い城が好きなので、ここは特に良い」との声や、「視察した場所のなかではコンウィがもっとも良かった。日本の消費者に積極的にアピールしていきたい」との声が挙がった。コンウィの村には日本語パンフレットもあり、日本人観光客の受け入れに積極的な姿勢が伺えた。
コンウィの周辺には、歴史的遺産や自然景観を保全・利活用する団体「ナショナル・トラスト」所有の庭「ボドナント・ガーデン」があり、村の中心部からバスで約20分。5月末から6月に咲く、黄色いキングサリ(キバナフジ)のアーチが有名だ。敷地内にある「ボドナント・ウェールズ・フードセンター」には、チャールズ皇太子の好物でもある同地のチーズや、ウェールズ産のワインなどの販売所、ウェールズ料理を提供するレストランやティールーム、クッキング・スクールなどがあり、ウェールズのさまざまな食文化を楽しむことができる。
取材協力:英国政府観光庁、ターキッシュエアラインズ
取材:川合亮平
取材:川合亮平