ピーチ、那覇に乗務員拠点を新設、16年秋に-募集も開始
ピーチ・アビエーション(MM)は3月30日、16年秋以降に那覇空港に乗務員の拠点を置く計画を発表した。那覇の拠点機能の強化と新規路線の開設を見据えたもので、10月以降に入社する客室乗務員として関空ベースの客室乗務員とあわせて約50名を採用する予定。そのうち那覇空港に何名を置くかは未定とした。28日には那覇ベースの客室乗務員の採用を開始しており、エントリーは5月1日までとした。
MMでは14年7月から、那覇を関空に次ぐ第2拠点と位置づけて路線を展開。現在は2機を駐機し、ソウル(仁川)、台北(桃園)、香港、成田、関空、福岡線の計6路線を運航している。現在は那覇線についても関空ベースの客室乗務員が乗務しているが、今後は那覇ベースの客室乗務員を採用することで、那覇発着のポイント・トゥ・ポイントの運航を可能し、オペレーションの効率化をはかるという。
那覇ベースの客室乗務員は入社後、東京と大阪で訓練や業務などをおこなった後に居住地を沖縄に移し、那覇線を中心に乗務することになる。雇用形態は契約社員で、勤務場所は関空や那覇空港など。契約期間は1年間で、2回まで契約を更新することができるほか、社内資格を所得すれば無期雇用に変更することもできる。
なお、会社説明会や一次選考については、日本国内に加えて韓国や台湾でもおこなう。