一休、テーマ別宿泊予約サイト「キラリト」開設、4月から
一休は4月5日、テーマ性のある宿泊施設を対象にした宿泊予約サイト「一休.comキラリト」を開設する。同社では高級宿泊施設の予約サイト「一休.com」を運営しているが、新たなウェブサイトでは一休.comに未掲載の宿泊施設を対象に「キラリと光る特徴をもつ宿泊施設」をテーマごとに紹介する。テーマは「温泉」「料理」「眺望」「アットホーム」「コスパ」「アクティビティ」「建物」「ペット」の計8種類で、まずは約300軒の宿泊施設を掲載。2016年度末までに1000軒まで増やしたい考えだ。
一休は昨年12月15日、ヤフーが一休に対し株式公開買い付け(TOB)をおこない100%子会社化することを発表。2月10日付でヤフーの連結子会社となった。同社によれば、新たなウェブサイトについては子会社化の話が出た以前から企画していたといい、「高級な宿泊施設にこだわらず、目的にあった宿泊施設に泊まりたい」という会員のニーズを踏まえたという。これにより、既存の顧客に新たな宿泊施設を提案するとともに、幅広い層にアピールすることで新規顧客の取り込みもめざす。