JTB、「女将と訪ねる旅」8コース、非公開の窯元など見学

  • 2016年3月24日

パンフレットの表紙  JTB国内旅行企画は3月25日から、エースJTBで国内の有名旅館9軒の女将が地元を案内するツアー商品「女将と訪ねる日本の旅」の販売を開始する。地元に精通した女将が社寺の特別拝観や住職による特別法話、非公開の窯元見学や個人所有の武家屋敷の見学などに同行するもので、全8コース。街歩きでは女将が懇意にしている店舗などを訪問して店主の話を聞くなど、女将と一緒でなければできない体験を提供する。各コースの昼食では、女将がすすめるご当地メニューを提供する。

 商品は「奥深い萩の魅力を訪ねる山口・萩3日間」「飛騨の小京都美食の旅3日間」「井伊家ゆかりの地と近江の歴史を巡る2日間」など。季節によってはホタルや花火、虫の音なども鑑賞する。また、修善寺や湯河原などでは、3列シートのトイレ付きサロンバスを利用するコースも設けた。いずれのコースも出発日は月に1日から3日程度に限定。各回の募集人員は22名とし、12歳未満は参加できない。

 このうち「奥深い萩の魅力を訪ねる山口・萩3日間」では、「萩の宿常茂恵」に2連泊にし、女将の厚東啓子氏と通常は非公開となっている不走庵三輪窯の萩焼の登り窯の見学などをおこなう。東光寺でも、通常は公開していない三門の十八羅漢と方丈の間で住職の特別法話を聞くことができる。出発日は5月29日、6月5日、7月10日、8月21日、9月11日と25日で、旅行代金は2名1室利用で1人あたり14万5000円。申し込みはエースJTBの販売店やウェブサイトで受け付ける。