クオリタ、夏の音楽祭ツアー発売、野外公演など14コース
エイチ・アイ・エス(HIS)の子会社であるクオリタは3月8日、音楽鑑賞専門デスクで新たな旅行商品「夏・音楽祭2016」の販売を開始した。今回はヨーロッパで開催されるクラシックやオペラの音楽祭を鑑賞するツアーなど、全14コースを展開。同デスクでは初めて、米国マサチューセッツ州のタングルウッドでボストン交響楽団などの演奏を楽しめる「タングルウッド音楽祭」を鑑賞するツアーも設定した。
「夏・音楽祭2016」では特に野外での音楽鑑賞に注目し、米国タングルウッド音楽祭やイタリアのヴェローナ野外劇場でのオペラ公演など、ホールとは違う雰囲気の公演を楽しめるツアーを設定した。例えば、タングルウッド音楽祭を鑑賞するコースのうち「音楽祭の開幕コンサートと白熱のプログラムを鑑賞する6日間」では、音楽祭でのボストン交響楽団によるオープニングコンサートや小澤征爾さん指揮によるコンサートを楽しむことができる。旅行代金は2名1室利用で1人あたり53万円とした。出発日は7月7日のみ。
また、2016年はモーツァルトの生誕260周年であることから、モーツァルトの生誕の地であるザルツブルクで毎年おこなわれる「ザルツブルク音楽祭」を鑑賞する商品も用意。そのうち人気の高いオペラ「ドン・ジョヴァンニ」と「コジ・ファン・トゥッテ」の2曲に加えて、3大交響曲と呼ばれる第39番、第40番、第41番の3曲を一度に鑑賞する「生誕260周年 生地でモーツァルトを堪能 ザルツブルク音楽祭 3公演鑑賞の旅7日間」は8月8日出発限定で、旅行代金は2名1室利用の場合、1人あたり50万8000円とした。なお、旅行代金には燃油サーチャージが含まれるが、空港施設使用料や空港諸税などは別途徴収する。