メガ・モルディブ航空（LV）は2月25日、週3便で成田／北京／マーレ間の定期チャーターの運航を開始した。同路線はLVにとって初の日本路線で、定期便として運航しているマーレ／北京線を延長したもの。当面は訪日中国人旅行者をメインターゲットとする。使用機材はボーイングB767-300ER型機で、座席数はビジネスクラス12席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス198席の計250席。

　LVは2009年に設立した民間航空会社で、マーレ／香港、マカオ、上海（浦東）、北京線などを運航。B767-300ER型機を4機とB757-200ERW型機を1機保有している。今回の事業展開に伴い、パシフィックワールドを日本地区代理店に指名し、日本での営業展開を開始した。

　パシフィックワールドによると、LVは成田到着から次便の出発までに生じる空き時間を活用して、日本人を対象としたアジアなどへのチャーター便運航を計画しているところ。現在はゴールデンウィーク期間中の成田／シェムリアップ間または、成田／バンコク間の運航を検討しているという。また、夏休み期間にはこれら2区間に加え、マカオ、パラオ、コタキナバル、ダナン線のチャーター便を計画しているという。

　成田／北京／マーレ線の運航スケジュールは以下の通り。

▽LV、成田／北京／マーレ線運航スケジュール（2月25日～）
LV189便　NRT　21時30分発／PEK　00時30分着※翌日（水・金・日）
　　 　　  PEK　01時40分発／MLE　06時40分着（月・木・土）
LV188便　MLE　18時00分発／PEK　05時00分着※翌日（水・金・日）
　　  　　 PEK　06時20分発／NRT　10時30分着（月・木・土）